2011年 12月 15日
2011 韓国 珍道中 Season13
決死の思いでたどり着いた回龍浦ですがきれいな景色を見終わって一息ついたら、さて帰りはどうするか?!また同じ距離を歩いてバスかタクシーを待って醴泉(イエチョン)のバスターミナルまで行き、そこから安東へ向かうのにどのくらい時間がかかるのでしょう?!
不安になりながら駐車場まで降りてきてアイス売りのおじさんに預けてあった鞄をもらいに行くと、ちょうど店じまいの支度をしていたところでした。
「帰りどうするんだ?!」
「イエチョンのバスターミナルから安東へ行きます。」
「じゃあそこまで乗せて行ってやるよ!」
「本当ですか?!ありがとうございます。」
と言うことで、なんとアイス売りのおじさんのワゴンでバスターミナルまで送ってもらえることになりました。まさにヒッチハイカー状態で公共交通機関を使わずに三江酒幕から回龍浦へ来て、さらにバスターミナルまで行ってしまう!もちろん計算してたわけではありません!笑
これも面倒見の良い、人に優しい韓国人の気質のおかげです。感謝!!
無事にバスターミナルまでたどり着き、おじさんに丁寧にお礼を言って、名刺をいただきお別れしバスを待ちました。帰り道とても公共交通機関では通ることのない車一台分しか通れない橋を渡って近道をしてくれたので貴重な体験も出来ました。
そんなこんなで安東にたどり着き、宿を確保して遅めの夕食ということに!初日の食事は安東名物
「安東チムタッ」
やっと晩から晩までらしくなってきました。慣れない観光などして歩きまわったせいかお腹はぺこぺこです。ホテルから歩くこと10分前後でいわゆる「チムタッ通り」と呼ばれる通りに出ます。
アーケード商店街のようですが、周りは見渡す限りチムタッ屋ばかり!!
日本ならば共倒れをまず心配してしまいそうな所ですが・・・
各店TVに出た画像や取材に来たアピールなどを書いています。今回は2店舗に絞りどちらかで食べようと言うことにしました。そこで選んだのが
「ユジンチムタッ」
多少遅い時間にもかかわらず店内は満席!「お二階へどうぞ!」と言われて二階へ!!
?????
二段ベットに上がる様な階段を上がって二階へ行くとそこは・・・
ロフトというか屋根裏部屋というか秘密の隠れ家というか、とにかく立つことは出来ず、2テーブルが置いてありテーブルまではハイハイの状態で行くといった状態の天井の高さです。席について座ると頭と天井の間はこぶし一個も入りません。閉所恐怖症の方はご遠慮下さい。笑
もちろんチムタッを頼みました。
醤油系の良い臭いが!!色も真っ赤ではなくこれなら辛くなくおいしく食べれそうだ!一口、二口、ん?!
辛い!!
見た目とは違ってかなり辛い料理です。でもおいしい!!くせになるおいしさで何べんも口に運んでしまいます。野菜もたくさん入っていてタンミョン(韓国春雨)が麺の様にたくさん入っています。
ここでふと、先ほど運ばれてきたパンチャンは大根のトンチミだけで、なんでキムチくらい無いんだ?!と思っていたのですが、この辛さならキムチなんて要りません。むしろトンチミがいい!!なるほど!!
辛いのでなかなかペースは上がりませんが、柔らかく煮込まれた鶏肉、シャキシャキの野菜、しっとりと食べれるタンミョンとかなりおいしい料理です。
鶏肉の柔らかさ、ジャガイモのホクホク加減、キャベツのシャキシャキ感などは絶品の組み合わせです。
おいしいことこの上ないのですが、とにかく辛い!!韓国のブログで韓国人の人たちがパプ(ご飯)を注文して残ったチムタッも汁にパプを浸して食べていたので、マネをしようとパプを注文したのですが、辛くて口直しに白飯状態でモリモリ食べてしまいました。笑
量もかなり多く、辛さも相まってかなり満腹になった我々でした。食べた後唇がヒリヒリする感じでいつまでもサザエさんの「アナゴさん」のような唇になっていると感じてしまうくらいでした。笑
今回のお店
安東ユジンチムタッ
慶尚北道 安東市 南門洞 181-7
054-854-6019
こちらの記事はkoreatasteさんでも載せていただいています。詳しくはこちらを
http://www.koreataste.org/lang/ja/
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by poso_siroyo
| 2011-12-15 23:15
| 韓国食